- 2018.05.14
フードマイスター奥島と行く! 食材巡りの旅①~小松菜農家 三澤農園編~
「フードマイスター奥島と行く! 食材巡りの旅」は、近郊でとれた食材を作っている方の元へ実際に足を運び、
その食材について「知る、見る、味わう」を体験し、食材を生かした一番おいしいメニューを考案したい! と言う思いからスタートしました。
1回目は、札幌農家の直売所「とれたす。」を経営する木田農園の木田さんからご紹介いただいた、丘珠で小松菜を作っている三澤農園の三澤さんの元へ伺いました!広大な敷地の中にはたくさんのビニールハウスが並んでおり、そのうち約10棟で小松菜を栽培しているそうです。
こちらの農家では、「春のセンバツ」や「河北」など4~5種類の品種を使用しており、
時期をずらしながら絶えず小松菜が収穫できるよう、区画を分けて栽培していました。
ビニールハウスにお邪魔させていただくと、まっすぐに整列した小松菜が奥までずらり!
中へ進んでいくと、奥の方まで緑一色……かと思いきや、
一角で濃い紫色をしたサラダ用の赤小松菜も栽培されていました。
サラダ用の赤小松菜は、生でも美味しく食べられる品種です。
実際に小松菜の収穫を見せていただきました。
畑の土は粘土質を含んでおり機械を使うことが難しいそうで、ひとつひとつ鎌で狩るのだと聞き作業の大変さに驚きました。
三澤さんに小松菜の美味しい食べ方を伺ったところ、
小松菜は油との相性が良いので豚バラと炒めて塩コショウで味付けをすると、小松菜の甘味が引き立ち美味しく召し上がれるそうです!最後に、三澤さんに小松菜作りで心掛けている事を尋ねると、
「美味しいと言ってもらえることが一番うれしいですし、また頑張ろうと言う気持ちになります」と笑顔で答えてくれました。
真心が込められたその言葉に、大切に育てている小松菜への愛情を感じました。
三澤さんのお話しを聞き、実際に小松菜がどう育ったのかを知ることで
「美味しい食材を使って、さらに美味しいメニューを作ろう」という想いが深まり、調理作業にも一段と力が入ります。
そんな三澤農園の小松菜を使った北海道フードマイスタープレゼンツメニュー
「丘珠産小松菜と豚肉 道産昆布の旨味とトマトジュレの爽やかサラダ仕立て」は、
6月1日~7月21日の期間限定で洋食ランチビュッフェでのご提供となります。
このメニューで使用する小松菜は、「春のセンバツ」と言う品種だそうで、特長は春先の寒さや初夏の暑さに耐え、茎が太く、葉が濃い緑色をしているそうです。
是非、この機会に新鮮な小松菜料理をご家庭でも味わってみてはいかがでしょうか。