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  • 2018.08.31

    フードマイスター奥島と行く! 食材巡りの旅③~荒木農園編~



    「フードマイスター奥島と行く! 食材巡りの旅」は、近郊でとれた食材を作っている方の元へ実際に足を運び、その食材について「知る、見る、味わう」を体験し、食材を生かした一番おいしいメニューを考案したい! と言う思いからスタートしました。
    3回目は注目食材〝空芯菜(クウシンサイ)”を栽培されている荒木農園の荒木さんの元へお伺いしました!

    荒木さんが農園を手掛ける事になって10年目、少量多品目をモットーに7棟あるハウスの中では、主力品種のトマトを始め、カブ、ナス、長ねぎ、パプリカなど様々な野菜を栽培されています。
    早速ハウスの中をのぞかせていただくと、ハウスの中から空芯菜が溢れんばかりに瑞々しい葉を広げています。

    空芯菜は東南アジアなどの熱帯地域が原産のヒルガオ科サツマイモ属の野菜です。
    英語では「Water spinach(水のほうれん草)」と呼ばれ、水辺や地面に這う様に伸びます。
    荒木さんのお話しによると、収穫後も新たに脇の芽が成長し収穫する事ができる、とても「生命力の強い」野菜なのだそうです。
    また、空芯菜はビタミンが豊富でその含有量はほうれん草の2~4倍とも言われております。汗と共に余分な塩分を排出してくれるカリウムや葉酸も含まれています。


    食べられるのは、茎と柔らかい葉。
    荒木さんは炒め物にするのがおすすめとの事。
    茎はシャキシャキして、葉はなめらかな食感でほうれん草の様な旨味があります。
    ほうれん草とは違い、エグ味(アク)の成分であるシュウ酸がほとんど無いので、下茹でをする必要も無く扱いやすい食材ですね。

    荒木さんに空芯菜の栽培を始めたきっかけを伺いました。
    「東南アジア系の料理店が増えたこと。北海道の気候が年々暖かくなり、空芯菜の栽培に適した環境になったと判断しました。」との事でした。
    空芯菜の収穫は、1本づつ手摘みで行うそうです。茎を指でつまみ根元の方から徐々に上の方へ探るとポキッと瑞々しい音をたてて折れるポイントがあるそうです。

    試に奥島も探ってみましたが……

    あれ……折れません!

    荒木さんが掴むとポキッポキッといとも簡単に。
    摘み方にもコツがある様です、そこはプロの仕事ですね。

    空芯菜は夏の野菜です。
    熱を下げたり、食物繊維が便秘を改善してくれますが、冷え症や下痢をしている時は控えめに。
    また炒め物にする場合は、油のとりすぎや味付けの塩分に気をつけましょう。


    北海道フードマイスタープレゼンツメニュー
    「道産空芯菜と牛蒡、生揚げのチャイニーズ風」
    は9月1日(土)~9月30日(日)の洋食ランチビュッフェで!
    暑い夏を乗り切った身体に季節の野菜で栄養を補いましょう。
    残暑にもぴったりな空芯菜をこの機会にぜひお楽しみください。

    9月の洋食ランチビュッフェの情報はこちらから

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